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プーチン大統領
ロシアはNATOとの対決の
準備ができている

Russia is ready for confrontation with NATO – Putin
Moscow does not want a conflict with the Western-led bloc but is ready for any outcome, Russian president says

RT War in Ukraine #3926  29 July 2023


英語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年7月30日
ロシアはNATOとの対決の準備ができている – プーチン大統領 2023年7月28日、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されたロシア・アフリカ・サミットでの会議中に見守るウラジーミル・プーチン大統領© AP / Alexander Ryumin

本文

 モスクワは西側主導諸国との紛争を望んでいないが、いかなる結果も受け入れる用意があるとロシア大統領が語る

 ロシアは「いかなるシナリオにも常に備えている」とウラジーミル・プーチン大統領は土曜、記者団に対し、ロシア軍とNATO軍との直接対決の可能性についてコメントした。大統領はシリアでロシアとアメリカの航空機が関与した最近の衝突寸前に関する質問に答えた。

 大統領は、「誰もそれを望んでいない」と付け加え、ロシアと米国の当局者が「あらゆる危機状況」について直接話し合うことを認めている既存の紛争予防ラインを指摘した。これらの方針が依然として機能しているという事実は、どの側も紛争に興味がないことを示している、とプーチン大統領は付け加えた。「誰かがそれを望んでいるなら、それは我々ではないが、我々には準備ができている」とプーチン大統領は付け加えた。

 ロシア軍は、2023年初頭以降、ロシア航空機と米国主導連合軍の航空機が関与した危険な事件を計23件報告していると、ロシア・シリア和解センター所長のオレグ・グリノフ提督は述べた。ほとんどの事件は7月に発生したと同氏は付け加えた。

 11件の場合、ロシアのパイロットが西側の航空機照準システムで標的にされたと記録されている。米国主導連合側のこうした行動により、機内の防衛システムが自動的に作動し、ロシア航空機がおとりの照明弾を発射したと提督は記者団に語った。

 ロシア政府はまた、特にウクライナで紛争が続く中、ロシアとNATOの間の潜在的な直接紛争のリスクについて米国政府とその同盟国に繰り返し警告してきた。キエフへの西側武器供給の継続は敵対行為を拡大し、西側支援国を紛争にさらに深く関与させるだけだとロシアは述べた。