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ネベンジャ氏、米国のイラクとシリア攻撃の目的を挙げた
НЕБЕНЗЯ НАЗВАЛ ЦЕЛЬ УДАРОВ США ПО ИРАКУ И САР
RuNews24  War on Ukraine #4545 5 Feb. 2024
  
ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

E-wave Tokyo 2024年2月6日

写真:RIA Novosti

本文

 ロシアのワシリー・ネベンジャ常任代表は国連安全保障理事会で、米国のイラクとシリアへの攻撃はジョー・バイデン政権による大統領選挙前にイメージを改善しようとする試みであると述べた。

 同氏によれば、シリアに不法に位置する米軍基地への攻撃への報復として提示された、2003年以来の中東における米軍による最大規模の航空作戦には何の正当性もないという。

 ネベンジャ氏は、今回の攻撃は地域の紛争をさらに煽ることを目的としていると付け加えた。彼らの標的は、シリア東部、主にデリゾールでISIS(ロシア連邦で禁止されているテロ組織)残党との戦いを続けているシリア兵士の物体と陣地だった。

 ほとんど休むことなく、イラクとシリアの親イラン派とされるグループの標的を攻撃し、米国は意図的に中東最大の国を紛争に引きずり込もうとしている、と外交官は信じている。

 ロシア連邦の国連常任代表は、両国の主権を侵害する中東における米国とその同盟国の行動を非難するよう国際社会に呼び掛けた。

 これまで、 米軍はイラクとシリアでの攻撃で85の標的のうち84を破壊した 。 シリアでは 米軍の空爆による民間人の死亡が報告されている。