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ナワリヌイ氏の仲間:
反対派の遺体は
母親に引き渡された

Соратники Навального: тело
оппозиционера отдали его матери

ペトル・コバレフ/タス通信 RTVI  
War on Ukraine #4629 24 Feb. 2024


ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

E-wave Tokyo 2024年2月25

ペトル・コバレフ/タス通信

本文

 2月16日にヤマル・ネネツ自治管区の植民地で死亡した野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の遺体が、母親のリュドミラさんに引き渡された。これはソーシャルネットワークX上で政治家の報道官キラ・ヤルミシュ*によって報告された。

 「アレクセイの遺体は母親に引き渡された。私たちにこれを要求してくれたすべての人に心から感謝します」とメッセージは述べている。

 Yarmysh* は、さらなる情報が「入手可能になり次第」提供することを約束した。

 「今のところ、リュドミラ・イワノヴナ(ナヴァルナヤ)はサレハルドにいる。葬儀はまだ先だ」と彼女は付け加えた。

 ナワリヌイ氏の遺体が母親に引き渡されたという事実は、反政府派の同志であるイワン・ジダノフ*によってソーシャルネットワーク上でも報告された。彼は「ビデオメッセージを書いたり、録画したりしてくれたすべての人たち」に感謝の意を表した。

 ジダノフ氏*が言及したビデオメッセージは、ロシアのジャーナリストや著名人、文化人によって数日間にわたって録画されたものである。その中には、ノーバヤ・ガゼータ編集長、ノーベル賞受賞者のドミトリー・ムラトフ*、振付師のミハイル・バリシニコフ、歴史家のタマラ・アイデルマン*、テレビ司会者のタチアナ・ラザレワ*、タイムマシン・グループのリーダー、アンドレイ・マカレヴィッチ*、ラッパーのノイズMC(イワン・アレクセーフ)などが含まれる。 *) その他。

 アレクセイ・ナワリヌイ氏の友人や家族は、ヤマロ・ネネツ自治管区の流刑地IK-3 「ポーラーウルフ」での彼の死を「殺人」とみなし、ロシア指導部のせいだとしている。反政府派の未亡人ユリア・ナワルナヤさんは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が夫の死に関与していると考えていると述べ、葬儀が行われるよう政治家の遺体を「無条件で」家族に引き渡すよう求めた。そして「正教の慣習に従って」埋葬された。クレムリンは、国家元首に対するナワルナヤ氏の非難は「根拠がなく」「無謀」だとみなした。

 植民地で死亡した政治家リュドミラ・ナヴァルナヤの母親は2月22日、サレハルドの遺体安置所で息子の遺体を見せられたと報告した。彼女はまた、死は自然死であるとする診断書に署名したとも述べた。リュドミダ・ナヴァルナヤによれば、捜査当局は秘密葬儀を主張し、適切な条件を提示したという。

ナワリヌイ氏の母親が告発した捜査官について分かっていること

 調査委員会はナワリヌイ氏の弁護士に対し、2週間の「化学検査」が完了するまで反体制派の遺体は親族に公開されないと通告した。クレムリンは、政治家の遺体を家族に移送する問題は「大統領政権の権限ではない」と述べた。

 ヤマロ・ネネツ自治管区のFSIN部門が報告したように、2月16日、アレクセイ・ナワリヌイ氏はIK-3内で歩行中に気分が悪くなり、その後意識を失った。同省は、到着した救急隊員は政治家の命を救うことができず、医師らは死亡を宣告したと発表した。

*ロシア法務省により外国代理人の登録簿に登録される