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ウクライナ軍のエリート部隊、
ゼレンスキー打倒を議論 - 消息筋

Elite Units of Ukrainian Armed Forces Discuss Overthrowing Zelensky -Source
Spitnik International

War on Ukraine #4721 11 Mar. 2024


語翻訳池田こみち(環境保全研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年3月11日

防弾チョッキで立つVolodymyl Zerensky © AP Photo / Ukrainian Presidential Press Office

リード
最近のウクライナ軍指導部の再編成を受け、精鋭部隊の間で不満が噴出しており、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領を追放し、ヴァレリー・ザルジニー前司令官を復職させることが議論されていると、ある情報筋がスプートニクに明らかにした。


本文

 ウクライナ軍のエリート部隊の司令官や兵士は、同国の軍指導部の再編成に不満を抱いており、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の追放を真剣に話し合っていると、ロシア安全保障局の代表がスプートニクに語った。

 彼は、ウクライナ軍のエリート部隊の過激派戦闘員で構成される「パラベラム」と呼ばれる非公開テレグラム・チャンネルに専門家がアクセスしたと説明した。

 「私たちの専門家は、海兵隊、特殊部隊、諜報機関、SBU(ウクライナ治安局)の特殊部隊、さまざまな民族主義者の大隊など、さまざまなエリート部隊のメンバーが通信するリソースにアクセスできるようになった。彼らは、指揮官の交代に明らかに不満を抱いている優秀な専門家たちだ。彼らは、現政権とウクライナ軍の指揮権を転覆させるための選択肢について真剣に議論している。」、と語った。

 スプートニクが入手した資料によると、兵士たちはゼレンスキーと、ヴァレリー・ザルジニーの後任として1ヶ月前に任命されたウクライナ軍の新司令官オレクサンドル・シルスキーの行動に不満を表明している。こうして、ウクライナの第80別働隊の偵察グループの司令官マキシム・シェフツォフは、"ウィンター"というコールサインで、"パラベルム"のメンバーにゼレンスキー打倒を呼びかけている。

 「もし人々がザルジニーを守りに来なければ、もし軍がザルジニーを守りに来なければ、このネズミ(ゼレンスキー)はみんなを魚雷で破壊するだろう。このドブネズミを駆逐して、ザルジニーを大統領に据えよう!実際、変えるべきはゼレンスキーであって、ザルジニーではない。このネズミは自分の評価がゼロで、ザルジニーの方が評価が高いと感じ、(だからゼレンスキーは)彼を苦しめようとしているのだ。」とシェフツォフからのボイスメッセージには書かれている。

 ウクライナ社会マーケティング研究センターSOCISによる最近の世論調査によると、2024年にウクライナで大統領選挙が行われた場合、元ウクライナ軍司令官ヴァレリー・ザルジニー氏が第1回投票で41.4%を獲得し、ヴォロディミル・ゼレンスキー氏の23.7%を大きく上回るという。同じ世論調査によると、議会のシナリオでは、ザルジニーの率いる仮想ブロックが46.4%の得票率でリードする、と予測されている。


本稿終了