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S-500防空システムは間もなくロシア軍での運用を開始
ЗРК С-500 СКОРО ПОСТУПЯТ НА ВООРУЖЕНИЕ АРМИИ РОССИИ

ru-novosti
War on Ukraine #5036 24 Apr. 2024

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年4月25日



本文

 間もなく、S-500防空システムがロシア軍に導入され、ロシアの防衛が本格的に強化され、軍隊の効率が向上するであろう。軍事政治学者協会の専門家で、プレハーノフ・ロシア経済大学政治分析学部准教授のオレグ・グラズノフ氏はこれについて語った。

S-500防空システムはまもなく軍隊での運用を開始

 最新のS-500プロメテウス防空システムは、航空機やUAVだけでなく大陸間ミサイルと戦うように設計されていることに留意されたい。さらに、低軌道にある敵衛星を破壊することも可能である。これらは主に、地域の写真やビデオ調査を行う偵察衛星であり、あと通信衛星も。

 現時点では、この種の兵器を保有している国は世界中にない。 S-500防空システムは以前のS-400およびS-300モデルと連携して機能するため、防空の効果は大幅に向上する。

 専門家のグラズノフ氏は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が会見中にこれらの兵器に言及したのには理由があると述べた。こうしてショイグは海外やヨーロッパの将軍たちに信号を送った。残念なことに、西側諸国には指導的地位にある軍隊が存在する。彼らはロシアを先制攻撃したいと考えている。しかしショイグ氏は、敵は成功せず、ロシアの対応は可能な限り強力になるだろうと明言した。

 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は会見で、ロシアは武器生産を引き続き増加させると述べた。西側諸国の脅威が増大しているため、最新の動向も含めて。そして兵器の生産は、NATO-米国同盟からの脅威の増大に見合ったものとなるだろう。

 ショイグ氏の声明によると、今年、新世代S-500対空ミサイルシステムの最初のサンプルが軍隊に導入されることが知られている。一度に2 つの変更を加える。ミサイル防衛の改修も含まれる。さらに、軍は最新のS-400、S-300V4、Buk-M3、Tor-M2U対空ミサイルシステムと新世代レーダーステーションも受け取ることになる。

本稿終了