エントランスへはここをクリック         

富士五湖、自然と文化・歴史短訪

富士山頂にある神社
出典:富士山本宮浅間神社公式サイト
Shinto shrine at Mt Fuji 

青山貞一・池田こみち
 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月
 

全体メニュー

富士山頂にある神社:  

出典:富士山本宮浅間神社公式サイト


富士山本宮浅間神社 出典:Satosi 467 グーグルストリートビュー

 東脇門を出ると平安朝の歌人平兼盛が「つかうべきかずにをとらん浅間なる御手洗川のそこにわく玉」と詠じた湧玉池があります。この池は富士山の雪解け水が何層にもなった溶岩の間を通り湧出するもので、特別天然記念物に指定されています。 清水の湧出する水源の岩上には朱塗優雅な水屋神社があります。富士山登山者はこの霊水に禊ぎをして登山する古くからの習わしがあります。

富士山頂上浅間大社奥宮


富士山本宮浅間神社 出典:omochanman TV グーグルストリートビュー

 富士山頂上奥宮 富士山頂上奥宮例祭:8月15日

 表口(富士宮口)から上りつめたところの山頂に鎮座する。御祭神は浅間大神(木花之佐久夜毘売命)を主祭神とし、相殿神として父神大山祇神、背の君瓊々杵尊をお祀りする。 7・8月の開山期には、神職が奉仕し、国家安泰、氏子・崇敬者・登拝者の安全を祈念するほか、家内安全等の諸祈願、結婚式の奉仕、お札・お守りの授与、金剛杖・行衣等の御朱印の授与も行っている。

富士山頂上久須志神社


久須志神社 出典:NA グーグルストリートビュー

久須志神社 例祭日:8月15日

 須走口、吉田口、河口湖口の登山道の頂上に鎮座する。この神社は奥宮の末社で、大名牟遅命、少彦名命をお祀りする。

登拝・お鉢廻り

 富士山の御神徳を拝しながら登山する事を登拝という。富士登山は平安末頃から始まり、江戸時代大きく発展し、富士講という団体登山が行われるようになった。 登拝は、金剛杖をつき「六根清浄」を唱えのぼり、頂上では両奥宮参拝後、お鉢(火口の事)廻りをするのが習わしである。時間は約1時間である。

大内院

 大内院 旧噴火口の事で幽宮とも称え禁足地となっている。その深さは8合目まで達している。

金明水・銀明水

 金明水 銀明水 頂上のわずかな落差によって湧く御霊水です。登拝者はこのお水を受けて浅間大神の御神徳を戴くのです。 金明水は、久須志神社の西北方、白山岳に麓に、銀明水は、御殿場口登下山道の起点にそれぞれあります。

八神峰・剣ヶ峰

剣ヶ峰 日本最高峰の碑大内院周辺には剣ヶ峰・白山岳・久須志岳・成就岳・朝日岳・浅間岳・駒ヶ岳・三島岳の八神峰がそば立ち、これを巡回するのをお鉢廻という。 八神峰の内最も高いところは剣ヶ峰で、頂上には標高3776メートルと記した日本最高地点の碑がある。 また、日本で一番高所にある富士山測候所が峰上にある。

虎岩

 虎岩 火口に大きくつきだしている岩で、その姿が蹲る虎に見えることからこの名があります。

雷岩

 雷岩 剣が峰と白山岳の間の外輪にある岩で、この方角から強い雷雲がくる事からこう呼ばれている。 近づくと無数のヒビが見えるが、これは強い雷にうたれて出来たともいわれる。

割れ石

 割れ石 小内院の上の方、白山岳の端にある縦に割れたようになっている岩である。白山岳が昔釈迦岳と呼ばれていたので「シャカの割れ石」と言われていた。今は危険なため通行止めとなっている。


全体メニュー